パダスギをやってみたいけど、どの教材やアプリを利用してやれば良いか分からない…まだ初級だけどパダスギって中級者がやるイメージだし、私にも出来るかな?
私は初級の頃からやっています!
パダスギのやり方やおすすめ教材を説明します。
どれも使いやすいものばかりなのでチャレンジしてみてくださいね!
パダスギって何だろう?その効果は?
パダスギとは
韓国語の音声を聞いて、それをハングルで書き起こすことです。
英語学習で言う『ディクテーション』と同じ意味を持ちます。
パダスギの効果
検定試験対策に繋がる
韓国語の正確な発音が身に着く
語彙力や文法構造の理解が深まる
耳が韓国語に慣れる
韓国語の自然な速さに慣れる
リスニングとスピーキングのスキルを
同時に向上させる
韓国語は発音変化のルールが多い言語なので、単語をいくら覚えても発音がしっかり分かっていないと試験でのリスニングや日常会話で意味が理解出来ないです。
パダスギを繰り返し行う事で連音化や濃音化などの発音変化にもしっかりと対応出来ますし、韓国語の早さにも慣れるので勉強や日常会話・推し活がさらに楽しくなります。
効果的なパダスギのやり方
①教材・アプリの準備
特別な準備はいらないです。
いつも使っているテキスト・単語帳でOKです。
パダスギ用アプリやYoutubeでも出来るのでテキストが無い方はダウンロードしてください。
(おすすめの教材・アプリはページ内で解説しています)
イヤホンは試験対策として練習するなら無い方が良いです。実際の試験ではスピーカーから音声を流されるので、イヤホンで慣れてしまうと環境の変化についていけない可能性もあります。
カフェ等で勉強する時はイヤホンを使いますが、自宅でやる時は付けないことが多いです。
②聞き取り
分かるまで、何回聞き取りしてもOK
最初は標準速度で聞き取れないなら低速
分かる部分をまず書き出す
聞こえてきた音をハングルにする
聞こえてきた音声をとにかくハングルにして書いていきます。この時、単語の意味が分からなくても聞こえてきた音のまま書いてみてください。全文じゃなくても聞き取れた箇所だけで全然OKです。
なかなか聞き取れない場合、何回も聞いていいのですが固執しすぎると疲れてきますので数回聞いてダメなら低速にしてチャレンジ、それでもダメなら次にいっちゃいましょう!
こんな感じで結構間違えています。
③答え合わせ
実際に書いたものと答えを照らし合わせて、添削していきます。
この時に書けたもの書けなかったもの関係なく、日本語訳で分からなかったものがあれば意味も記入しています。ただ、聞き取って書くだけより意味も一緒に覚えることが出来ます。
④再度聞き取り
答え合わせまで終わったら、今度は正しい文章を見ながら再度音声の聞き取りをします。
これをするのかしないかではパダスギの得られる効果が変わってきます。
自分が聞き取れなかったのはどのフレーズで、そのフレーズの正しい発音とハングル表記の組み合わせは何なのかを確認します。
ここで正しい発音変化を聞きながら確認することで聞き取り力が大幅にUPしますよ!!
⑤別日に復習
1度やったら終わりではなく、別のタイミングを設けて同じ問題を聞くことで前回やった時より上達しているのか苦手なポイントはどこなのか確認できます。
もし、同じところを間違えてしまっても落ち込む必要はないです。
何回も繰り返し聞いて書くことで自然と身についていきます。
おすすめ教材・アプリ
教材
アプリ
ディクトレ -ディクテーションを取り入れた韓国語学習アプリ-
Taiki Saito無料posted withアプリーチ
よく利用しているのがディクトレ(韓国語)です。
使ってみていいと思った点
1つの文章が短い
10問刻みで区切りが付けやすい
0.5倍/標準/1.5倍の再生スピード
ループ再生機能あり
アプリ内文字入力対応
ループ再生機能あり
同じ文章を自分でボタンを操作して再生しなくても、自動で何回も再生してくれます。
何回か聞いて分からない時に重宝します。
ただ聞くことに集中できる良い機能です。
アプリ内文字入力機能
机に向かってパダスギをする時にはペンと紙を用意して取り組むのであまり使うことがない機能ですが、公共機関での移動時間など”書けない”時でもパダスギが出来ます。
ハングルのキー位置も覚えられるのでおすすめです。
YouTube
1日10分でパダスギを習慣化しながら、韓国語レベルもUP出来るYoutube動画です。
使ってみていいと思った点
問題を3回読み上げ(3回目は低速)
解答時にハングル+音声あり
シャドーイング練習も出来る
前回の復習も出来る
問題数が豊富
解答時にハングル+音声あり
正しいハングル表記を見ながら韓国語音声をその場で聞けるので、前に戻って聞く必要がなく効率よくパダスギ学習を進めることが出来ます。
2回読み上げしてくれるところも反復練習に繋がり良いポイントです。
前回の復習も出来る
前日に取り組んだ問題を再生出来るので、別の動画を開き直すことなく復習出来ます。
時間が無い日は本日の問題のみに取り組み、時間に余裕がある時には最初から最後まで通して学習することで1つの動画で20問程パダスギ学習が可能です。
ドラマ・K-POPを利用したパダスギ
教材やアプリでパダスギするんじゃなくて、ドラマやK-POPでやってみたい!推したちの声でパダスギできるなんて幸せすぎますよね。
好きなドラマや音楽を流しながら聞こえてきた物を韓国語で書き、答え合わせをします。
テキストには出てこない様な韓国語のフレーズも出てくるので面白いですよ。
まとめ
聞き取りと書き取り、声に出す練習もすれば韓国語力が向上します。
時間がない時や声が出すのが難しい時は聞き取りと書き取りに集中してもOKです。
そして出来なくても『落ち込まないこと』
すっごく大事です。
最初から出来る人はなかなか居ません。
回数を積み重ねて出来ることを増やしていきましょう◎