英語や韓国語で単語を覚える際に、どのようにして覚えていますか?
韓国語だとハングルを覚えて、単語や文法を覚える段階でなかなか覚えられない…と壁にぶち当たってしまう方が多いと思います(全然そんなことないよ!という方はこの記事は飛ばしてください)
単語の覚え方について検索すると書かないで覚えようとよく目にするかと思います。
私が最初にそのような記事を見つけた時は、「書かないで単語って覚えられるの?」「書いて覚えた方が頭に残りやすいし、ちゃんと勉強してる気がする…」と半信半疑でした。
ただ、1日の中の限られた時間で勉強を最大限効率化し学習を進めていく為には、今の”書いて覚える勉強法”は自分には合っていないかもと思い、一旦書かないで単語を覚える暗記法を試してみることにしました。
今まで、書いて覚えてたけど書かないで手早く覚えたい!!
向き不向きがありますので、以下の方法を試してみて向いてないと思ったら書いて覚える勉強方法で単語を覚えていきましょう。自分の中のベストな方法で勉強を楽しみましょう!
単語暗記は『書く派?』『書かない派?』
正直、書く・書かないはどちらでも良いんです。
自分には何が合っているかをやってみて理解する。それが大事です。
初めての体験をする時ってそれがなんであっても、不安になります。
ただ、圧倒的に”書かない”方が単語を覚えるにあたっては時短になります。
単語も覚えられる!関連記事はこちら↓
書かないで覚える時の私のやり方
単語帳を利用する場合
現在、利用しているのは「キクタン韓国語」
こちらを例にして、説明していきます。この単語帳以外でも同じような方法で学習できます。
単語を覚える時のコツは、1度ですべてを覚えようとしないこと。
1周目:ハングル→日本語(意味)
ハングルを見て意味が分かる
2周目:日本語→ハングル(意味)
日本語を見てハングルの響きが分かる
3周目:日本語→ハングル(表記)
日本語を見てハングル表記が分かる
※音声CD・データがあるので聞きながら1周目を行います。
正しい発音が分かっていないと単語を覚えるのは難しいです。
上記のように複数回に分けて、単語を覚えます。
人によっては2周目と3周目を一緒にやっていった方が覚えやすい場合もあります。
私の場合は、2周目でなんとなくハングルの形も覚えてしまっているのですべては分からなくても日本語を見た際にこんな感じだった気がする…と頭にハングルを思い浮かべて学習しています。
キクタン韓国語は1日16語、8週間で896語覚えられる様に作られています。
以下の流れを1日目から56日目まで繰り返して学習してみてください。
①1周目:ハングル→日本語(意味)
ハングルを見て意味が分かる
キクタンの音声データを再生しながら、発音をチェックしていきます。(初級編であれば、カタカナ表記で発音が書かれているので、参考にしてください)
ハングルを見て、日本語の意味を暗記していきましょう。
赤シートを利用して日本語訳を隠し、下にスライドさせながら覚えられているかを確認してください。
この時、1つ1つを完璧には覚えずとにかく何度も回していきます。
何度か繰り返しているとなかなか覚えられない単語に出会います。
その単語横にしるしをつけたり、付箋を貼って次回振り返りする時に分かる様にしておくと自分の苦手が一目で分かるのでおすすめです。
細い付箋を利用して、分からなかった単語にしるしをつけています。
ペンでも良いのですが、分かる様になった時に消すのが面倒なので簡単にはがせる付箋を採用しました。
②2周目:日本語→ハングル(意味)
日本語を見てハングルの響きが分かる
ハングルを見て、日本語訳が分かる様になったらいよいよハングルの響きが分かるかを確認していきます。
基本的には、単語帳のハングルを隠して日本語訳を見ながらハングルの響きを確認していくのですが単語によっては類義語や名詞が表記されていてヒントになってしまう場合があります。
確実に覚えているのかを確認したい!!という方は、キクタンであれば○日目の終わりにある単語チェックの箇所を用いてハングルの響きを覚えたのかの確認をしてもいいかと思います。
日本語を見て、ハングルの響きを思い浮かべる時の具体的なやり方を説明していきます。
가게 → カゲ
가슴 → カスム
가을 → カウル
このように単語を見てハングルの響きを思い浮かべるのですが、同時にハングルの形も連想して下さい。
便宜上、発音をカタカナで表記していますが実際は発音とハングル自体を思い浮かべて確認していきます。
1周目と同じように何度も何度もスッと出てくるまで回していきます。
何度も回している内に、自然とハングルも覚えていくことが出来ます。
この時に、ハングル表記も完璧に覚えなきゃ!!と1つずつやっていると時間がかかりすぎてしまって覚えることに疲れていきます(私の経験上)
韓国語を嫌いにならない為にもとにかく数をこなして単語と出会う数を増やしていきます。
③3周目:日本語→ハングル(表記)
日本語を見てハングル表記が分かる
2周目でだいたい覚えたであろう韓国語単語を、ハングル表記も含めて確認します。
同じ様に日本語を見て確認していくのですが、ここで初めて“書く”ということをします。
日本語を見てハングル表記で書けるか(思い浮かぶか)を確かめていきます。
確かめる際に紙とペンで実際に書いて確かめてもいいですし、指で机などに書く真似をしてみてもいいです。ハングルの表記が正しいかを確認してみてください。
以上、①から③の手順を行うことでたくさんの単語に短い時間で出会い覚えていくことが可能になります。
苦手な単語はどう対策していく?
上記の①~③を回していくと何回やっても覚えられない…という単語に必ず出会います。
付箋をつけた箇所だけを何度も振り返って覚えていったり、覚えられない単語だけをノートに書きだして復習をしたりする方法もありますが、個人的には後述しているアプリを利用して苦手単語を復習するといった方法をおすすめします。
アプリを利用する場合
勉強用のアプリは数多くありますが、その中でもおすすめなのがワードホリック(WordHolic)です。
こちらのアプリでは単語カードをまるでスマホの中に入れているかの様に使えます。
苦手な単語だけを抜き出して、ワードホリックの中に入れることで自分専用の単語帳が簡単に作れちゃいます。
ページをめくることもせずにタップ一つで次々と単語を表示させることが出来るので、手軽に復習も出来ます。何より、忘却曲線に沿って通知も出してくれるのでより効果的に単語を暗記する事が可能です。
こちらのワードホリックに関しては別記事でまとめる予定ですので、ぜひご覧ください。
まとめ
単語の暗記は書かずに何度も目を通すことで、覚えることが出来ます。
短時間で多くの単語に出会って、効率よく単語を習得しちゃいましょう◎
この記事が参考になれば幸いです。